日記 8/2
- 午前起床失敗、おまけに体調が破滅
- 朝飯兼昼飯でセブンイレブンの「とみ田監修 濃厚豚骨魚介 味玉冷しつけ麺」食う コンビニの冷やし麺はすごくおいしいというわけでもないがなぜか食べてしまう
Arturia Pigments デモ版を使用して、結局買う
- 決め手はグラニュラーのエンベロープシェイプ、 Padshop で選択できるシェイプの種類が 6 種類であるのに対し、 Pigments は 8 種類、おまけにシェイプの連続可変もできる
- グラニュラーシンセシスはエンベロープシェイプが音の肌触りのかなりの部分を決定すると思っている、これだけで第一線で使える感じがする
- あと、サンプラーで使えるプリセット波形(パッチではない)がいい、いい感じに薄味でそれでいて使える波形が多い ブラウザも見やすい
- モジュレーション系の操作は Massive と同系統のドラッグ & ドロップ式、モダンではあると思うが、マトリクス型の方が個人的には好みかな…
- Analog の出音は太くありつつもそこそこ素直な音が出ます、少なくとも Massive でオシレータの素の音を聞いた時の「こいつは手に負えねえ悪さがあるな」という感じではない
1 万円でこのクオリティは普通に買いだと思う、割引中に買いましょう
「ヨドバシの通販は調味料が異様に充実している」という情報を発見し、切れかけていたエルブドプロヴァンスを買う
いいこと聞いた
突然猛烈に天一のチャーハンセット(こってり)食べたくなった
繁華街まで出ないといけないのがね…
なんとなく僕ヤバを読み返し、死ぬ
- 僕ヤバ、3 巻だけ紙を買ってあとは Kindle なんだけど、おそらくそのうち 3 巻の Kindle 版も買ってしまうであろう
n 度目の NHK オンデマンド加入
- NHK の集金方針などはともかく、NHK の番組は普通に見るべきものが多いので見た方がいいと思います
- それはそれとして NHK オンデマンドはポンコツ、なんでお気に入り動画の上限が 30 本なの
人間は何を食べてきたか、電子立国、証言ドキュメント 永田町・権力の興亡はみましょう
晩飯、肉を食う 米飯はなし
日記 8/1
- 日記を書くぞ
- 今まで何度となく日記にチャレンジしてきたがちゃんと継続できたことなし ちゃんとした文章を書かなきゃいけないと思ってたからだと思う もっと言うとちゃんとした文章を書いてちやほやされたかったという思いは否定できない
- もっと雑にいこう
8/1
- 午前中に起床できたので100点満点
そのまま有意義な活動ができたらよかったが、できるわけもなく、 YouTube で空耳アワー見てたら 2 時間溶けた マジな時間の無駄だ
昼飯 唐突にお茶漬けが食べたくなり、食べる
- 幸い永谷園のお茶漬けのもとがあったので何とかなった 切らしてたら憤死していたかもしれない
なんで唐突にお茶漬けを食べたくなったのか自分でも謎だったが、昨日寝る前に「やっぱり猫が好き」を見てて恩田さんん姉妹がやたらうまそうにお茶漬けを食べていたからだと思う、人間の心理はかなり単純にできてる
飯食ってぼーっとして ableton を起動するも、全くやる気が起きず、指でドラム叩いたり KONTAKT でギター弾いたりしてたら疲れてきておしまい
- Arturia Pigmentsが半額セールをやっていて気になるが、どうか
- 結局巷に高性能なシンセのプラグインは溢れているし、欲しいんだけど、買ったら使うかというと別問題だなという気がしている
- 結局いつも立ち上げるシンセがどういうものかというと、素性が良くて勝手がわかっているもの、例えば ableton Analog や Arturia Prophet-V とかになる 要はできることはある程度限られてるけどどういう音になるかよくわかっていて、かつ音が素直なやつ 必ずイニシャルパッチからいじり始める
- グラニュラーは今のところ定番はない、Steinberg Padshop2 → UVI Falcon →Reason Grain Sample Manipulator を順番に試していってしっくりこなかったらアプローチが間違っていたなーという感じ
結局使わないプラグインは本当に使わないのでカードを増やしていいことがあるかというとそうでもない
夕方あたりから体調が破滅してきて寝てたら終わった
- 家人が牛モモブロックを買ってきたので適当に仕込む エルブドプロヴァンスがもうなくてやばい
ちなみにうちには anova precision cooker がある、理由は多分皆さんと同じです あとオライリーの「家庭の低温調理」はいい本です
夕飯 どん兵衛の鴨だしそばを食う これ本当にうまいので無限に食える
あとこれ昨日
7/31
- 相変わらず在宅業務
- もはや出社の仕方を忘れた、自分の職場がオフィスの何階にあったかも思い出せない
- このままフルリモートになってくれないかな、何も困らないので…
ここ最近のお仕事は主に CloudFormation 作成マシーン
在庫が無くなってきたので主食を注文する、これらは完全食であり、これがあれば生きるのに全く困らない
在宅勤務を始めてから如実に体重が減ってきており、一方で体脂肪が増えているので、これは筋肉が減っているのでは…
ミックス
1日目
あらかたアレンジも終わり、そろそろミックスを始めなければいけないなと思う。滅茶苦茶に散らばったクリップの山を見て、しばし呆然とする。
手をつけねば終わらぬと、散らばったトラックを繋ぎ合わせて適当にステムを組み始める。まあ片付いたところで寝る時間が来たので今日はおしまい。
2日目
改めて組んだステムをじっくりと眺める。製作中にノリノリで突っ込んだエフェクトが散らばり収集がつかなくなっている。インサートエフェクトでリバーブが突っ込んであったりする。しかもその後にビットクラッシュとアンプシミュが続いていたりして、これを作った奴は頭がおかしいのではないと思う。へんてこなエフェクトを一通り外してさあどうだ、と聴いてみると、大変常識的な鳴りになって、面白みが0になってしまった。ひたすら頭を抱える。1回休み
3日目
異常なエフェクトを半分くらい整理してどうにか片付いてきた。とりあえずローからばっさりと切っていく。4つ打ちで踊らせたいのでもない限り基本切る。キックが下ならベースはもっと切る、逆も然り。
リズムが大体決まってくるとモニタースピーカーできちんと聴きたくなる。しかし安普請の部屋で鳴らしたら隣人がダイレクトアタックしてくるに決まっている。いつも使ってるヘッドホンとイヤホンでちゃんと聴こえたら合格ではないか。中学の頃から*1使っているMDR-Z700DJを信用せよ。
ヘッドホンでミックスをすると音場が狭くなり低音が減るということは経験則で分かっているので、その辺は意識して作業する。
しかししばらくすると耳が痛くなり、完全に終わってしまう。今日はこれにて終了。
4日目
ミックスを進めているとどんどん音が飽和してくる。道具のせいにはしたくないけど、Ableton Liveのミキサーはあんまり音良くないと思う。ふと、Propellerhead Reasonのコンソールでミックスしたらどうなるかと考え、雑に全トラックパラて書き出してReasonに突っ込む。ReasonのメインミキサーはSSL 9000kのエミュレーションになっていて、大変音が良い。特にコンプレッサーがよく、通すだけでいい感じにまとまってしまう。一方で、EQでザクザク切っていく手法には弱く、手数が増えてしまう。せっかくだけども、オートメーションを描くのが辛すぎるので諦めてAbletonに戻る。この流れだけで2時間消費していることに焦る。
一旦基本に帰ろうと全部のフェーダーを下げる。1からバランスを取るとかなりましになった気がするが、失った2時間は取り戻せない。2つ戻る。
5日目
MS処理は大変便利で、一般的には音圧を稼ぐ手法として人気なのかもしれないけど、僕はL/R以外に音を置く選択肢が増えるということが気に入っている。Midを完全に切ったSide(これは位相の関係で端よりも若干内寄りの位置で聴こえる)、聴感上のSideの端、ややMid寄りのSide、完全なMidといった具合に分けて、それぞれでコンプをかけてやるといい感じにしゃっきりしてくる。そろそろマスターに何かかけてまとめ始めるかというところで、マスターにサチュレーターを突っ込みたくて仕方なくなってくる。やめておけ、と頭では考えるが、やんちゃな女子中学生が、それ突っ込んだら絶対楽しいぞとそそのかしてくる。知ってる、絶対楽しい、ていうか突っ込んじゃったので楽しい。スネアの居所のミッドレンジがぐっと強調される。ロックの音だ、山下達郎っぽい音だとはしゃぐが、バランスは崩れている。3マス戻る。
6日目
同じ曲を繰り返し聴きすぎて何がいい曲か全くわからなくなる。整理された音よりもドロドロに濃い音のほうがいいだろう、とやりたいことをやり散らかしてマスターにテープコンプをかけてぶっ潰した結果、濃すぎて聴き返すのがあまりにつらい曲になり、全てが終わってしまう。
*1:現役女子中学生なので訂正した
所感
相変わらず諸々を作るべく動いている。
失ってからはじめてわかるありがたみとはよく言ったもので、大学を卒業してからというものの、いかに大学生というものが暇で幸福であったかがよくわかった。そして、自分が他のことで忙しければ忙しいほど創作意欲が上がってくるという天邪鬼で大変厄介な性格であるということがよくわかった。
学生のときは一日悩んでも出なかったフレーズが、ループが、出る出る。週末の休みがあればスケッチが2つ出来る。なんでこれがもっと早くできなかったのかと思うけれども、その時出来なかったのだから仕方がない。これからやっていければよい。
あと、音楽以外のやつもあれしていて、日々ガントチャートを引いたりしてる。これに関しては出るのは来年とかになると思う。
最近はよく肉をやっている。
肉を大量に食うと、人間が本来野生の生き物であるということを思い出せて、よい。
この間ラム肉やった感想としては
- 本来2人用ではない(同居人氏と気合で食った)
- 入手可能だったラム肉を鍋に突っ込んだところ鍋が曲がった
- 寸胴導入するとやばいことになりそうで勇気がない
- 調理後凄まじい勢いで食わないとどんどん獣臭くなってきて死ぬ
- 根本的に獣臭を抜く方法はあるんだろうがやったことない
あと同時にやった鴨肉はもっと難易度が低くて最高だった(ジップロック破れて死ぬかと思った)
焼いた時に出る油で何作るか考えるのが割と楽しい。
そんな感じです。
juvenile song bookの
全然どうでもよいこと。
昨年夏出した juvenile song book の中に Park というアンビエントの曲があるのですが、これだけ他の曲とは趣が異なっていて、子どもの声のフィールドレコーディングが使われています。
「なんだよ、女子中学生のくせに中学生の声じゃねえじゃん」ということになりますが、実は「女子中学生が卒業した学校に遊びにきて、遊具で遊ぶ小学生たちを見ている」という裏設定があります。中学生になると遊具なんかでは遊ばなくなるし、なんか公園に行くのも恥ずかしくて駄菓子屋とかコンビニで屯したりしますが、久々に公園に訪れてみると、あのときは大きく見えたジャングルジムが意外と小さかったりして、懐かしいような、なんか変な気持ちになるものです。
ちなみにこのフィールドレコーディングは、わたしの卒業した小学校に隣接する公園で行われました。夏の炎天下の中約15分立ちっぱなしで、女児たちが遊んではしゃぐ声をハイレゾで録音し続けました。なかなか辛かった。その、いろいろな意味で。
自分の作ったものについてペラペラ語るのはだっさいなって思うこともあるけど、まあ言わないとわからないこともあるので。
兼業ミュージシャンがコンセプトを保ちながらアルバムを作る方法
以下、特に有意義なことは書いてないです。
専業であれば一定の期間を製作に割くことができ、主題を保ったまま作業に当たることができるだろうが、兼業となるとその間にご飯を食べるための仕事があるのであり、つらいということです。労のつらさは頭からアルバムコンセプトなるものを吹っ飛ばすには十分であり、したがって我々は専業ミュージシャンとは異なる意識で製作に当たる必要があると感じます。
- 製作期間が長期になっても耐えうるようなコンセプトを作る
- 理想的、ただしそもそもコンセプトを作ることが大変、また製作の間が空いたときに同コンセプトで曲を作る気になれるかどうかが問題
- 出来た曲を詰めて出す
- 現実的。日記形式。
- うまくいけば、その時のコンディションが出て意外とまとまりのあるものになるかもしれない
- 外部にテーマを求める(二次創作・オマージュなど)
- やってかまわないならテーマとして筋を通すにはかなり有効、というか最強
- 縛りを加える(曲の長さ縛り、使える楽器縛り、BPM縛り)
- わかりやすい。ただし縛りがただの枷になり曲が作れなくなる可能性あり
- 他人と話しながら作る
- 自分にないアイデアが出てくることもあるし監視の目もあるのでそれなりにはかどる。他人はがんばって用意してください
- 「今度アルバム出します!○○がテーマです!」と吹聴しまくる
- 最終手段。作るしかなくなる。
アルバムにコンセプトがあるべきというのは一つの宗派で、なくてもいいと思いますし、ないアルバムにも名盤は多々ある。 また、昨今の音楽流通事情からそもそもアルバム(EP)という形態自体にどこまで意味があるのかという議論もあろうが、そういう難しい話は一旦横においたほうが体と心のためだなと思った。