stereograph

女子中学生の色々

juvenile song bookの

全然どうでもよいこと。

昨年夏出した juvenile song book の中に Park というアンビエントの曲があるのですが、これだけ他の曲とは趣が異なっていて、子どもの声のフィールドレコーディングが使われています。

「なんだよ、女子中学生のくせに中学生の声じゃねえじゃん」ということになりますが、実は「女子中学生が卒業した学校に遊びにきて、遊具で遊ぶ小学生たちを見ている」という裏設定があります。中学生になると遊具なんかでは遊ばなくなるし、なんか公園に行くのも恥ずかしくて駄菓子屋とかコンビニで屯したりしますが、久々に公園に訪れてみると、あのときは大きく見えたジャングルジムが意外と小さかったりして、懐かしいような、なんか変な気持ちになるものです。

ちなみにこのフィールドレコーディングは、わたしの卒業した小学校に隣接する公園で行われました。夏の炎天下の中約15分立ちっぱなしで、女児たちが遊んではしゃぐ声をハイレゾで録音し続けました。なかなか辛かった。その、いろいろな意味で。

自分の作ったものについてペラペラ語るのはだっさいなって思うこともあるけど、まあ言わないとわからないこともあるので。