stereograph

女子中学生の色々

兼業ミュージシャンがコンセプトを保ちながらアルバムを作る方法

以下、特に有意義なことは書いてないです。

専業であれば一定の期間を製作に割くことができ、主題を保ったまま作業に当たることができるだろうが、兼業となるとその間にご飯を食べるための仕事があるのであり、つらいということです。労のつらさは頭からアルバムコンセプトなるものを吹っ飛ばすには十分であり、したがって我々は専業ミュージシャンとは異なる意識で製作に当たる必要があると感じます。

  • 製作期間が長期になっても耐えうるようなコンセプトを作る
    • 理想的、ただしそもそもコンセプトを作ることが大変、また製作の間が空いたときに同コンセプトで曲を作る気になれるかどうかが問題
  • 出来た曲を詰めて出す
    • 現実的。日記形式。
    • うまくいけば、その時のコンディションが出て意外とまとまりのあるものになるかもしれない
  • 外部にテーマを求める(二次創作・オマージュなど)
    • やってかまわないならテーマとして筋を通すにはかなり有効、というか最強
  • 縛りを加える(曲の長さ縛り、使える楽器縛り、BPM縛り)
    • わかりやすい。ただし縛りがただの枷になり曲が作れなくなる可能性あり
  • 他人と話しながら作る
    • 自分にないアイデアが出てくることもあるし監視の目もあるのでそれなりにはかどる。他人はがんばって用意してください
  • 「今度アルバム出します!○○がテーマです!」と吹聴しまくる
    • 最終手段。作るしかなくなる。

アルバムにコンセプトがあるべきというのは一つの宗派で、なくてもいいと思いますし、ないアルバムにも名盤は多々ある。 また、昨今の音楽流通事情からそもそもアルバム(EP)という形態自体にどこまで意味があるのかという議論もあろうが、そういう難しい話は一旦横においたほうが体と心のためだなと思った。