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女子中学生の色々

年末と、僕がFaderを配信販売しなかった理由

冬コミ終わりましたよ。もう1年終わりますね。早すぎる。

今回の冬コミのお目当てはどうしても手に入れたかった平均律さんの本や、いつもお世話になっている小白水恋さんの2003年10周年記念本(名前がすでにやばい)でしたね。どちらも入手できて大満足な年末です。

平均律さんの本はモノとしての完成度がすばらしく、「電子書籍が広まりつつある今フィジカルで出版する同人誌の意味とは」といった問題への一つの回答になっていると感じます。本を開いたときの「感じ」やテクスチャに意味を持たせるというのは、これからのフィジカル出版の一つのポイントになってくるのでしょう。

 

そしてこの話は全く他人事の話題ではなく、僕がなぜフィジカルリリースを続けるのかという理由になってくるのです。

確かに配信販売にすれば、製造費がかかることもなく、イベントに出る必要もなく、在庫を抱えることもなく・・・とあげていったらいいことずくめなのですが、はたして音楽は利便性追求の果てに存在するべきなのかというと疑問が残ります。

今年の夏コミでは、Faderの配信販売や通販予定についてお尋ねいただき大変恐縮だったのですが、しかし、同人とはコミュニケーションであり、コミュニケーションである以上「より遠く、より多くの人に」とは違う方向を向く必要があるときもあります。というようなことがあり、販路を即売会1日限定にしたほか、なるべく買ったとき、開封したときなどの「感じ」が大きくなるように袋やジャケットの素材にもそれなりに工夫をしたということだったのでした。

 

あー年が変わる前にこれを書き残せてよかった、来年も(就活次第ですが)このポリシーを守っていきたいと思います。がんばるぞ、がんばります。