MacBook Air 買ってしまった
新年早々やってしまいました。
祝 MacBookAir 購 入
やばいです。何がやばいってすべてやばいです。あまりに薄い。あまりに軽い。指2本でもぎりぎり持ち上がるくらい軽いです。同じことをMacBookPro15インチでやろうとしたら指が折れそうになりました。
購入理由
なんでまたこんなものを突然買ってしまったのか。
部屋で作業すると居眠りするから外で作業しようとすると、鞄に資料やら何やらとPCを詰めて外にでることになり、そこにMacBookProも突っ込んで外出ることになると罰ゲームやってる気分になる
— stereographica (@stereographica) December 29, 2013
・・・という感じです。
これから卒論を書くことになるわけですが、MacBookProをたとえ13インチだったとしても持って行って外で作業している自分の姿が全く想像できず、じゃあ買うしかないかぁ、となり後は割と迷うことなく購入しました。
MacBookPro13インチに、スマホ用追加バッテリー、手帳2冊、クリアファイルと書類、参考書籍、筆記具、iPad等々もって歩くとかいじめですよ、まるで軍の行軍ですよ、ハートマンですよ。
これで重い荷物が少しでも軽くなるかと思うとうれしくて仕方がない・・・。
ではMacBookProはどうするのかというと
別に売ったり捨てたりすることもなく、普通に使います。なんていったってこいつはパワフル。
2011年発売とはいえCorei7のCPUパワーはやはり強い。メモリも16GBまで載せ替えてあるので最新のMacにも劣らぬスペックです。去年は音楽制作でも映像制作でもスペックをフルに使いました。音楽ではエフェクト重ねけもトラック増加も余裕だし(ただしHDDのアクセス速度はそれなりなので、何度か読み込みが追いつかずSSDがほしくなった)、映像の方ではAdobe Premiereを立ち上げノンリニア編集をやりつつ、Direct linkで直接Adobe AfterEffectsのコンポジションを突っ込み適宜AEを立ち上げそっちはそっちでエディットしつつ、用があればAdobe Photoshopも開くというような作業をやってもまだメモリがGB単位で余ってたりしたので相当強い。
が、とにかく持ち歩くのだけは苦痛以外の何物でもないので、これからはモバイルはMacBook Airに譲って、Proの方は液晶モニタに繋いでクラムシェルモード運用で疑似デスクトップになってもらいます(そのためにApple KeyboardとMagic Trackpadを買った。財布が死んだ)。
しかし去年発表のこのMacBookAir、バッテリーが強化されたとは聞いてましたが電池持ちよすぎないですか・・・。下手したら3G環境下のスマホなどよりよっぽど持ちがいい。全然バッテリー残量が減らないので怖くなってきた。
年末と、僕がFaderを配信販売しなかった理由
冬コミ終わりましたよ。もう1年終わりますね。早すぎる。
今回の冬コミのお目当てはどうしても手に入れたかった平均律さんの本や、いつもお世話になっている小白水恋さんの2003年10周年記念本(名前がすでにやばい)でしたね。どちらも入手できて大満足な年末です。
平均律さんの本はモノとしての完成度がすばらしく、「電子書籍が広まりつつある今フィジカルで出版する同人誌の意味とは」といった問題への一つの回答になっていると感じます。本を開いたときの「感じ」やテクスチャに意味を持たせるというのは、これからのフィジカル出版の一つのポイントになってくるのでしょう。
そしてこの話は全く他人事の話題ではなく、僕がなぜフィジカルリリースを続けるのかという理由になってくるのです。
確かに配信販売にすれば、製造費がかかることもなく、イベントに出る必要もなく、在庫を抱えることもなく・・・とあげていったらいいことずくめなのですが、はたして音楽は利便性追求の果てに存在するべきなのかというと疑問が残ります。
今年の夏コミでは、Faderの配信販売や通販予定についてお尋ねいただき大変恐縮だったのですが、しかし、同人とはコミュニケーションであり、コミュニケーションである以上「より遠く、より多くの人に」とは違う方向を向く必要があるときもあります。というようなことがあり、販路を即売会1日限定にしたほか、なるべく買ったとき、開封したときなどの「感じ」が大きくなるように袋やジャケットの素材にもそれなりに工夫をしたということだったのでした。
あー年が変わる前にこれを書き残せてよかった、来年も(就活次第ですが)このポリシーを守っていきたいと思います。がんばるぞ、がんばります。
近況
就活をしています
-
音楽の方は開店休業みたいな感じですが、一応いろいろの計画はあります。 ブラックフライデーで色々買いたかったんだけどお金ないのと買ったら使いたくなるのとで諦めの感じ。
-
最近サークルを引退しました。ご存知の方はご存知かもしれませんがアニメ制作サークルです。 企画やったり脚本やったり音響やら劇伴やらデザインやら雑務を一気に引き受けスケジュール的に死にそうになりましたが、なんでも屋になったおかげでスキルとか耐性とか慣れとか色々体得することが出来た気がします。 あと動画編集の楽しさに目覚めました。音楽と動画、どちらもタイムライン上のオブジェクトをいじっていく作業ですし、感覚が似てるのでとても楽しくやってました。 今後もカメラで映像撮ってなんやかんやしたいなと思わないでもないけど出来るのかどうか。とりあえずAdobe様へのお布施だけは切らさないようにしたい。
-
最近の食生活
飲み物:主にミネラルウォーター。尿路結石が怖いので。 食べ物:はなまるうどんかま玉+ヘルシー野菜かき揚げはなまる醤油マシマシ 池袋駅ふくろう近くの立ち食いそば屋かき揚げうどん(金に余裕があると卵を入れる) 日高屋ラーメン半チャーハンセットサービス券大盛り(金に余裕があると餃子をつける)
外食は基本同じものを食べ続けます。しかも大して美味しくない場所で。割とこだわりがあって同じものを食べ続けています。
-
とりあえず近況は以上です。写真撮りに行きたい。
MacBook ProリストアしてDTM環境吹っ飛んで作りなおした記念覚え書き
何をどう使ってたか自分で全く忘れていたのでこれを期に色々振り返ってあと新しいプラグインも導入したい
- Ableton Live9 suite 僕のようにシンセをとりあえずMIDIで鳴らしたらすぐ波形化して置き換えたり波形の頭切ったり逆再生したりするように使うには最適。 多分レコードからサンプリングしてビートメイクするみたいな使い方を意識してるから。 あとBPMがあっという間に変えられるのもよし。 Max for Liveを導入したいために9にアップデートしたがM4Lはともかく9は基本クソ。 デザインが変わったために最初の作業はスキンの入れ替え。アップデートの肝っぽいオーディオMIDI変換はピアノ曲でも怪しいくらいの精度。難しい処理なのはわかるけど。 リズムからノートを生成するのは例えばタブラとか読み込んだら面白いかなと思ったけど、こういうグルーヴのやつって基本はいいんだけど個々の部分だけハネが中途半端で気になる、みたいな感じになってそこだけ修正してまた気になっての無限ループで、全部直る頃には日が暮れてるのであまり使わなくなる。 あまり僕に向いている機能ではなかった。でもセッションビューでクリップにオートメーションが書けるっていう地味な機能と新しいコンプは良かった。Abletonはコンプがとてもいい。EQはクソ。リバーブは意味不明だけど好き。
- Applied Acoustics Systems Analog Ableton Live9 suite 付属シンセ。手持ちのシンセの中では一番好き。オシレーターもいいしフィルターもいい。 フィルターを2機搭載していて、Osc1とOsc2をどっちのフィルターにどれだけ流しこむかみたいなルーティングになってるのはユニークでかなりいい。ただ、こういうのは多分多層的な音構造のパッドとかに向いてそうなんだけど、音質的にはパッドにはあんまり向いてないと思う。そんなに繊細な音ではない。 あとモジュレーション関連が弱い。ピッチモジュレーションとか申し訳程度についてる感じで、超低域から上がってくるようなSEとかは作れない、あるいはフィルターを発振させて作ったほうがマシなレベル。
- Ableton Operator 優れたFMシンセ。これより優れたFMシンセはあまりない。 特にUIが優れていて、倍音書き込む時も16,32,64段階の書き込みが選べて入力しやすく、各オペレーター構成を選ぶのもアイコンがカラフルで見やすい。FM8よりいい。 難易度は高いけどFMシンセで音作ろうと思える唯一のシンセ。
- Max For Live Maxを勉強したいと思いつつ他人の作ったパッチのプレイヤーになってる。 BufferShifterはあっという間に飽きるが、randomとかdiceに頼らないで自分でリズム組み上げればまだ先はあるのではないかと思う。 あと付属のパッチのドラムシンセはとてもよい。
- Native Instruments Massive オシレーターもフィルターも操作性もいいのに出音が気に入らない謎のシンセ。たまにベースに使う。 多分音が下品なんだと思う。下品な音がほしい時に使う。
- Native Instruments Guter Rig ギター持ってないけどかなり使う。基本ハイファイとか気にしていない感じがとてもよい。汚しまくる。 キャビネットシミュとかアンプ通すだけで汚れてくれるし、Air含ませればステレオでもモノラルでも無い感じになっていい。 あとReflektorというサンプリング・リバーブがいい。
- Native Instruments Battely スネアの音1個とか欲しい時に立ち上げる。音鳴らしてリサンプリングしたらすぐ消す。 ドラムライブラリーとしては便利。マルチティンバーとか一切使わない。
- Native Instruments Absynth エフェクトとしてのほうがよく使う。ステレオ感とか普通じゃ出来ない音が出る。オーバードライブやディストーションでない歪みがほしい時にはウェーブシェイプも使える。 シンセとしてはなんか腑に落ちない音が出る。音はいいと思わなくはないがプリセットとか聴いても使おうと思わない。
- Native Instruments Kontakt ま、とりあえず持っとけみたいな。メロトロンの音がいいけど少ない。
- Native Instruments Reaktor ごくたまにパッチを作る。すごい簡単なやつ。あとはグラニュラー系のパッチをいじりまくって使う。
- KORG M1 以下KORGはすべてプラグイン版。 どの音を聴いてもあ、あの音、という感じ。でありながらエディットは難しくないし、波形はどれもツボをついてくるいい音。 大容量波形搭載のリアル音ではない独特の半生音みたいな音が電子音楽にはとても相性がいい。M1ピアノと付属リバーブの相性もエピック感満載でよい。 画面解像度が小さいため見づらい。Macの拡大鏡を使いたくなる。おっさんになったら使えないシンセ。
- KORG MS-20 音はとてもよい。フィルターの天然ドライブ感は特に。低域からグオーと上がるようなSEなどを作ってビットを軽く落としてやるととてもそれっぽい感じになる。 操作性は最悪。なぜスクロールしないとパネルが見渡せないのか。なぜ頑張ってリアルに再現しましたみたいなつまみをマウスでいじらないといけないのか。なぜパッチコードは揺れるのか。そしてそのくせ黄色しか無いのか。 DS-10とかiMS-20の方が操作性がいい。っていうか機能面でもiMS-20に完敗してると思う。
- KORG Polysix 割と上品な音がするシンセ。音はまあいいや。パネルが見づらい。 ゴマ粒みたいな字でパラメータが描いてある割にはパネル全体には余白が多いような気がする。優秀なデザイナー雇わないと客離れますよ。
- KORG WAVESTATION パッド系でアナログモデリングシンセとは違う倍音構成の音がほしい時とかウェーブシーケンスが欲しい時にプリセットを使う。 エディットは無理。フォントがゴマ粒で操作が難解だから。もう絶対無理。デザインがマシなら可能性あったかもしれないけどまあ無理。
- KORG MonoPoly 音(略) ゴマ粒(略)
- Propellerhead Reason4 DTMをこれで始めたので思い入れのあるソフト。 モジュレーションの自由度がとにかく高く、内蔵シンセ同士でCV/GATEが共有可能なのが最高。独立したステップシーケンサーもあるし、即興演奏には向いているかもしれない。偽ブックラ。 中でもThorはすばらしく、絶妙に太くない音がオケによく混ざる音を出すのでここぞという時に使える。派手な音のシンセより使える。 これもフォントは小さいがKORGよりまし。なんでこんな字が小さいんだろDTM関係
- Arturia minimoogV 舐めてたら音良かった。デザインはリアルシンセ再現でやっぱりクソ。PC向きのデザインにしろ。 アタックが鋭くてディケイが短いチチチチみたいなSEとかがいい。
- Arturia Prophet-5 体験版で試してるところ。リアルシンセ再現(略) ベクターモードの起動アニメーションとか特に意味不明度が高い。
11/5
月1の日記は日記じゃなくて月記じゃないだろうか。
さて、最近は副業(アニメ制作)が忙しくて音楽はなんにもしてませんでした。っていうかなにもしていませんでした。 で、本日は大変珍しく音楽を聴きにお金をちゃんと出してEMAF TOKYO 2013に行ってまいりました。 豪華です。とにかく豪華です。しかもRed Bull Music Academyのレクチャーに砂原良徳!!となれば行くしかない。 レクチャーは砂原氏の作品を時系列で振り返るというもので、非常に参考になりました。正直実制作の環境の話とかはどうでもいいんですよ。それよりも、他人の創作のモチベーションみたいなものが知りたい。 質疑応答でばっちり質問もしてきました。キモオタ感出さないようにするのが辛かった。
ライブもとにかく良かったですねやはり面子だけあって。いろいろ気づけたことがあってまさにAcademyだなあと。
眠いので続きが書けない
10/1
最近の楽しみは世界のあらゆる情報を収集することです。 世界は情報にあふれている!!!!!!
おすすめの情報収集法は、同じ所を定期的にチェックすることです。 例えば僕は、ブックオフの同じ店でサウンド&レコーディングの在庫を毎回チェックしていますが、ある日突然くたびれたサンレコが大量に100円で売られていたりして、ああこれは誰かバンド解散して就職したな、とか想像がつく、これも情報。 1980年後半から90年代前半のCMをチェックしていて、バブル期はやたらとCMに外タレを使うのだな、ということに気づくこれも情報。 新しく出来た日高屋に行ったら、他では訊かれなかった「ラーメン半チャーハンセットの大盛りはラーメンのみ大盛りになりますがよろしいですか?」という質問、ああ新店舗だからマニュアル通り質問するのか、勤め始めたばかりだからまじめなんだなということが分かるこれも情報。 これらの情報は普段生活していれば普通に触れることになるたぐいのものですが、これを情報と思えばそれは価値ある情報。素晴らしい。情報のきらめきが世界を覆い尽くしている!!!!!
情報を集めて、リスト化したりまとめたりして自分なりの結論を出すのが楽しい、最近の趣味の話でした。